センチメンタルマキア一ト

SID( シド ) センチメンタルマキア一ト歌詞
1.証言

作詞:マオ
作曲:御惠明希

塞いだ瞼に 一滴の噓
ずっと そっと 私 秘め事
抱かれる途中の 殘像が 嫌

重ねた溫もり 縫い合わせて
激流へ 心中 惡くないでしょう
狂喜は 凶器に すり替えて
…して

最愛を選んだ日
それは それは 良く晴れた朝
裁けない 天ならば
一層、このまま 陰りのほうへ

遠くなる 鼓動まで
ひとつ ひとつ 見て 忘れないでね
鳴り響く 木槌などでは
二人は 測れないわ

最愛を選んだ日
それは それは 良く晴れた朝
あなたでも あなたでもない
私を 選んだ朝


2.夏戀

作詞:マオ
作曲:しんぢ
編曲:シド/市川淳

君にめまい 微炭酸 peach
グッとグッと飲み乾して
二人きりの夜 小雨の後のキス
舞い上がる
次に繫ぐ 赤外線は
きっときっと赤い糸
別れてすぐの長電話とかね
どんだけよ

「見た目から入る戀なんて
夏風邪の次に性質が惡い
散々な前の一件で
もう十分懲りたんじゃなかった?」
友人の親身をかわして
寢付けないほどに焦がれてる
君色 染まる準備もしてたのに

繫いだ手 素直に絡めて
ギュッてしてが言えない
汗ばんだ右手は待ちぼうけ
「夏!戀人たちを大膽に」
ジャケ買い 放り迂んだ
君に好かれればいいな

元カノ話 平氣でするタイプ
ちょっと…うん…結構 氣にしてる
受け流した「へぇ?」も
助演女優止まりね 泳ぎだす eyes
初めての食事の誘いや
バ一スデイ返事のありがと
喧嘩のあとのごめんなも
鍵つけたの二度見どころじゃない
この好き 全部伝えれば
流れはきっとスム一ズで
空回り疲れてもやっぱり 逢いたい

打ち上がる花火をよそ目に
ずっとずっと眺めてた
見上げれば綺麗な橫顏
ひと夏の戀を期待した
私はもういない
鄰には君がいい

繫いだ手 素直に絡めて
ギュッてしてよお願い
今ならね 目を見て言えそうよ
「夏!戀人たちを大膽に」
ごみ箱 放り迂んで
君の好きになろうかな

夏風邪よりも性質が惡い


3.右手のスプーンと初恋とナイフ

作詞:マオ
作曲:しんぢ

右手のスプーンでかき回したよ グチャグチャイニーズさ 無論
左脳ドンパチ 始まっちゃうです 至急緊急避難命令

ハイソッッックス すれ違う香りは まるで素敵さ4:44さ
渡り廊下 そのときを待機ってる 僕の邪魔するな か、か、解雇処分!

先生僕にはわかりませんフォークダンスが大嫌いです
身だしなみに気をつけるほうで綺麗な庭の手入れが
趣味恋と変が似てきました
無遅刻無欠席の僕より彼のほうが高待遇
それがひどく許せなかったのです
先生僕には解けませんフォークソングを流し込みます
四畳半のうさぎ小屋で眠り彼女のことを考えると視力は落ちる
一方で無遅刻無欠席の僕より彼に見とれている彼女
それがひどく許せなかったのです先生僕には近づくなフォーク?を持って
暴動さダンス飛び散ったビーフシチューと悲鳴晴れて抜擢人気者さ
恋が変に変わりました無遅刻無欠席の僕より
冷めた中華と置手紙それがひどく

寂しかったのです


4.蜜指~ミツユビ~

作詞:マオ
作曲:しんぢ
編曲:シド/熊田豊/Sakura

端整な容姿 スモ一クで半減
耳鳴りの奧のエロス
覗き 混んだフロア一二枚の舌で
探り合う 宵 本意です
先行投資 飛んで 損害
見透かした噓 狂氣デイズ
すべて ひっくるめても
アンタ 十分 魅惑的且つ好意です
愛してよ ねぇ愛してよ
愛してよ ブルウに
愛してよ ねぇ愛してよ
深く壞して

馱々 ソファ一に 拔け殼を
一枚ずつ亂暴にお願い
理由その他 後付
急ぐべきよ 非常に結構

浴槽內 醜態と泡
入り亂れたら ハイに愛撫
それを恥ずべき頃と 言うなら
持ち合わせは御座いません
交流 親睦
お好きなネイミングで下してよ
二回表の開始 お行儀 欲
お仕置き待機 出來ません

愛してよ ねぇ愛してよ
愛してよ メロウに
愛してよ ねぇ愛してよ
ひどく溶かして

漏れた音 搔き集め
濕度を樂しむ 餘裕と爪
天井に近づけば
褒美 差出人 殘さず
そっと常溫で 戴こうかしら
權利受け渡し
胸元 點して 濟印 請う
三つ指、ついて

愛してる ねぇ愛してる
愛してるル一ズに
愛してる ねぇ愛してる
污化してあげる

馱々 ソファ一に 拔け殼を
一枚ずつ亂暴にお願い
理由その他 後付
急ぐべきよ 頂戴
漏れた音 搔き集め
濕度を樂しむ 餘裕と爪
天井に近づけば
褒美 差出人 殘さず
そっと常溫で 戴こうかしら
權利受け渡し
胸元 點して 濟印 請う
蜜指、突いて


5.誘感コレクション

作詞:マオ
作曲:御惠明希

曖昧なくちづけはいらない
ねぇ ずっときて
そんなんじゃ果てないわ
窮屈に注いで 夜
ありったけの欲しい
部屋中に響かせれば?

抱かれるたびに綺麗に鳴く
單純で不透明な人
イメ一ジが握る
美 吐息の世界へ

スコ一ルみたい亞熱帶に
迷い迂んだ指先は
躊躇を演じ最高に
下品な舌 誘感に
這わせたり
背景や明日 脫ぎ捨て
踴りましょう

抱かれるたびに綺麗に笑く
女を恥じて 「彈いて…」
墮ちても墮ちても
屆かない 理想鄉

嗅ぎつけたそれに
ディ一プを添えて
含み 離さない 吸盤の愛
熟れたわがままは
そのときを待ち
少しの理性を覆う本能
「早く結んで…」

抱かれるたびに綺麗に鳴く
單純で不透明な人
イメ一ジが握る
美 吐息の世界へ

抱かれるたびに綺麗に笑く
女を恥じて 「彈いて…もっと…」
墮ちても墮ちても
屆かない 理想鄉


6.and boyfriend

作詞:マオ
作曲:ゆうや

今朝見た景色の青の青さとか
終電のベルとか
とくに何でもなくて大事なもの
いつも逃がすの
大好きな彼を 乘せて走り出す
誰も止められない
「今日まではまだガ一ルフレンド」
數センチになった背中に指でなぞる

ねぇ 友達の頃は
もどかしかった距離よ?
ねぇ 縮まった途端
エゴに變わる仕組み?

ライクからラブまで手を繫ぎ
步いてきた道
Uタ一ンできたらいいのに

履きなれる前のブ一ティ一みたいな
ヘビロテ氣味の戀
色違いでもいいから
スニ一カ一が似合ってたね
これでもかってぐらい
一緒にいたくて 步幅をすりよせて
腕を組むたび
なぜか溫度差がひらいた
怖くてキスでうめた

ねぇ 橫顏の數が增えてきた 氣のせい?
ねぇ 近頃 返事も早すぎるんじゃない?
やきもちが欲しくて作って
軌道修正 謀った夜には
ヘビ一ダメ一ジ

「さよなら」じゃなくて
「またね」でもなくて
いつでも會える距離
戾ってきたと違う
決定打は 彼の鄰
私より ずっと心地よい
ヒ一ルの音が寄り添ってる
スニ一カ一に履き替え
背伸びやめて 少し泣いて
大好きな彼を 乘せて走り出す
誰も止められない
「今日からはもうガ一ルフレンド」
見えなくなるまで
ずっとずっとラブだから


7.orion

作詞:マオ
作曲:御惠明希

少しだけの 強引さ
飛行機雲 描いて
いつもそう 逃げていくね

もうすぐこの街も
例のシ一ズン到來
重いカバンに詰めた
義理で溢れかえる
近年の僕は
そこそこの人氣誇る
なんてね 本音は虛しい

嫌いな數字ベスト3
いつからか2と1と4
君のせいさ ほんとは今でもね

ついで感が たっぷりの
ビタ一な愛の形
冷藏庫 特等席で 眠る
この氣持ち 氣づいてよ
やめた 氣づかないで
あと少し 浮かれさせて

ひときわ大きくて
派手で凝った包裝紙
行方は 今年も彼で
何年越しかの想い
その點は僕も同じ
負けを祈る 意氣地なし 叱ってよ

實らない戀なんて
やめちゃえよ 言ってやろう
君に言おうか 僕に言おうか
そこ止まり
決戰は ひと月夜さ
シュミレ一ション 今夜も
焦がれては 寢返りの風

見上げた空

まるで僕ら オリオン座の
ミツボシだね
右上がりの 一番下
そろそろきついよ だから

少しぐらいの 強引さ
非好機でも 飛んでやれ
一年に一度きりさ あとがない
自分磨き ささっと濟ませて
當たるまで 何度も
ビタ一な愛 嚙み碎いて
この氣持ち受け取ってよ


8.マスカラ

作詞:マオ
作曲:しんぢ

「だから夜の風は嫌い」
うつむいた 鼻聲とサヨナラ
夕食時の香る掃り道
僕らは 手を繫いだ

それを戀と呼ぶ間もなく
まるで壞れた砂時計は
キスも 忘れ物のビュ一ラ一も
出會いも 噓にした

窗に映った くしゃくしゃの影
笑えないね すきがあふれてく

どうか 明日もいいこと
ありますように
屆かなくても 僕の聲
そんな風に思えるかな

季節二つ分の僕を
どれだけ君に殘せただろう
瞳の奧の そのずっと奧
眠ったままでいて

二人のことに
ディレイをかけて
閉じ迂めても
すきがこぼれてく

「バイバイ」と小さく手を振った
君のこと
守りたいけど 守れない
そんな日が來るなんてね

滲んだマスカラの意味
遲すぎたんだ
後悔の先に立った
今 氣づいたんだ

どうか 君にもいいこと
ありますように
屆かなくても
僕の聲 今は思う
キスも 忘れ物のビュ一ラ一も
出會いも 噓にしたくない
別れ道 どこかで繫がった
それぞれの道さ


9.smile

作詞:マオ
作曲:しんぢ
編曲:シド/Sakura

惱んだって進まないさ
はじめようか 今すぐ

手遲れって言うのかい?
轉ぶ前に傷ついて
君が思うほど周りは
誰も見ちゃいない
くだらないことも 全部
含めて 君の主張さ
捨てる場所は 一つもない
まずは聲に出そう
長い長い旅の途中
君が位置するそこは まだまだ
スタ一トライン ずっと手前

惱んだって進まないさ
はじめようか 今すぐ
不安なんてほとんどが
一人步き 怖くない

要領ばかり追って 努力を見失って
樂の意味を履き違えて
樂しんでるつもりかい?
敵ばかり現れて
迷路に迷い迂んだって
その向こうに 同じ數の
味方が待っている
強い強い雨の日には
すぶ濡れになって淚もいいさ
晴れたら 取り戾そう

夢を見つけるのが今は
夢だって構わない
形なんか 數なんか
それぞれで構わない

照れでも 愚癡でも 理想でも
そうなんだって聞かせてよ
味方はここにも一人いる
それを忘れないで

惱んだって進まないさ
はじめようか 今すぐ
不安なんてほとんどが
一人步き 怖くない
夢を見つけるのが今は
夢だって構わない
形なんか 數なんか
それぞれで構わない

この先は長く險しくて
喜びで 悲しみで
兩手いっぱいになる頃は
笑顏でありますように


10.Dear Tokyo

作詞:マオ
作曲:御惠明希

ゆっくり流れる時間の街には
ないものが多すぎて
ここじゃない そう決めた次の春には
東へと羽ばたいた

大半の「どうせ」 少數の「期待」も
「背負ったのなら、君が思うままに」
いつの間にか
追い拔いた背中がくれた言葉

その手の中 その手の中には
可能性が腹を空かせてる
きっと大丈夫 きっと大丈夫さ
言い聞かせ 震えて眠る
Dear west boy

言葉も服も違う まるでここは
海の外だと氣づく
染まれば樂になることを知った夜
目的も放り投げた

著飾って飛んで 動いて割いて
知らず知らず僕は一部になる
こんなに巨大で ちっぽけな都
しぼんだ夢

今日のこと 今日一日のこと
胸をはって誇れますか?
やっと見つけた やっと見つけた君を
むざむざと手放しちゃうのかい
Dear west boy

その手の中 その手の中には
可能性が腹を空かせてる
きっと大丈夫 きっと大丈夫さ
言い聞かせ 震えて歌う
Dear singer
今日のこと 今日一日のこと
胸をはって誇れそうさ
やっと見つけた やっと見つけた僕は
背負うもの 守りたいもの
Dear Tokyo


11.淚の溫度

作詞:マオ
作曲:御惠明希
編曲:シド/西平彰

突然の雨のせいで 濡れたまま
うつむく 君
包み迂むバスタオルに
僕は なれるかな

誰だってみんな同じさ
運が惡かっただけさと
氣休めの言葉の一つなんて
何の役にもたたない そんな夜

抱きしめてあげる この歌で
泣き疲れたら 眠ればいい
傷口は 二人でうめればいい
ゆっくりさ

僕だって強くないし
思うよりずっと細い
全部 見てほしい

君にとって 特別な
場所でありたい 願うよ
迷って もがいても 答えは一つ
ただ あるだけでいい 君の聲

抱きしめてほしい この歌を
喜びの日々 生きる意味を
僕のことを好きな 君が好き
それだけ

「才能の人」演じた過去のこと
「努力の人」と認めてくれたよね
嬉しくてつい 溢れた 淚の溫度は
ずっと 忘れない
抱きしめてあげる この歌で
泣き疲れたら 眠ればいい
傷あとも いつかは笑えるさ
きっと
今 抱きしめてほしい この歌を
喜びの日々 生きる意味を
見いだした僕らは もう何も
怖くない 怖くない